Github製のテキストエディタ Atom [導入編]

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Atom

世の中には文書やコード書くためのソフト、いわゆるテキストエディタが数多く存在しています。コードを書く機会のある人にはお気に入りのエディタがあると思いますが、僕はもっぱらAtomというテキストエディタを使っています。

AtomはGithubが2015年にバージョン1.0を公開した比較的新しいテキストエディタです。
ライセンスはMITでオープンソース、となれば当然ソースコードはGithub上で公開されています。

キャッチコピーは「A hackable text editor for the 21st Century」。
Atom.io

Github

開発元のGithubはバージョン管理システムのGitを利用したリポジトリの共有ウェブサービスを行っています。
類似のサービスではBitbucketなどが有名です。

特徴

Atomはエディタ本体はシンプルな構成になっており、豊富にあるパッケージを追加する事で自分の好きなようにカスタマイズ出来るのが特徴です。こうしたスタイルはSublime Textに近く、実際に影響を受けていると思います。(僕はSublime Text以前のエディタに詳しくないので解らないですが、それ以前のルーツがあるのかもしれません。)

またAtomはGoogle開発のWebブラウザのChromiumをベースに開発されており、一般的なWebブラウザで見るWebページと同様にJavaScriptやCSSを利用することによって見た目のカスタマイズが可能です。

Sublime TextとAtomの比較

Atomは無料で利用できるテキストエディタですがSublime Textは有料のソフトウェアになります(個人であれば$70)。
ただしSublime Textには機能や期限の制限されていない体験版が用意されており、保存の際に定期的に正式な購入を促すポップアップウィンドウが表示されますが無料で試すことが出来ます。

またAtomがオープンソースプロジェクトなのに対してSublime Textは個人によって開発されています。そのせいもあってかAtomはバージョンアップが頻繁に行われており両者の開発スピードには大分差があるようです。しかしテキストエディタのように頻繁に使う物はあまり変化して欲しくないという場合もあるので、変更が少ないという事は人によってはメリットだと言えるかもしれません。

インストール

インストールには各環境に合わせたインストーラーをダウンロードして実行する必要がありますが、Atomのサイトに接続するとアクセスしたOSを自動的に読み取って環境に合わせたダウンロード先がトップページに表示されるので、そのまま必要なインストーラーをダウンロードすることが出来ます。

Windows

WindowsへのインストールはトップページのWindows installerからexeファイルをダウンロードして実行します。

Linux

Linuxの場合にはトップページにDownload.debとDownload.rpmが表示されるので必要な方を選びます。
僕はubuntu14.04LTSを使用していたのでDownload.debを選択しました。ダウンロードしたインストーラーをターミナルから実行するとパッケージマネージャーが立ち上がるのでインストールを実行します。

cd ~/Downloads
$ dpkg -i atom-amd64.deb

余談ですがこのAtomはインストールを実行してから完了までがめちゃめちゃ速いです。最初に実行した時はあんまり速いんでインストールに失敗してキャンセルされたのかと思いました。
Atom本体の容量のせいなのか、なにか仕掛けがあるのかは解りませんがタネがあるあんら知りたいです。

メニューの日本語化

インストールしたてのAtomのメニューは英語ですがパッケージを追加する事によってメニューを日本語に対応させる事が出来ます。

パッケージ

Atomにパッケージの追加はエディタの設定の画面から行うのですがWindowsとubuntuでメニューバーの項目が微妙に違います。

Windows

Windowsでパッケージを追加するにはメニューバーのFile(ファイル)の項目から Preference(環境設定) > Install(インストール)を選びます。

ubuntu

ubuntuでパッケージを追加するにはメニューバーのEdit(編集) > Preference(環境設定) > Install(インストール)を選びます。

またインストールされたパッケージはPreference(環境設定)のパッケージのタブから各パッケージのOn/Offや設定の変更をする事が出来ます。

日本語化パッケージ

パッケージのインストール画面から検索フォームに「Japanese-menu」と入力しPackage/ThemeのPackageを選択しJapanese-menuを選択するとパッケージが表示されるのでインストール > enable(有効にする)を選びます。
環境によってはJapanese-menuのOn/Offを適用するためにAtomを一旦終了して再度実行する必要がある場合があります。

アップデート

AtomはGithub製という事もあってオープンソースのプロジェクトに参加している人数が多いのかアップデートが頻繁に行われます(そのせいでパッケージのアップデートが追いついていない時もありますが…)。
しばらく放っておくとバージョンが古くなってしまうので、常に最新版を使いたい場合にはこまめなアップートが必要になりますがubuntuとWindowsではアップデートの仕方にも違いあります。

Windows

利用できるアップデートがある場合にはメニューバーのヘルプからRestart & Updateを選択するとアップデートが出来ます。
パッチのアップデートなら大概これで大丈夫なようですが、大きめの更新となるとサイトからインストーラーをダウンロードして再度exeファイルを実行する必要な場合もあります。

ubuntu

ubuntu(Linux)の場合にはメニューのヘルプにアップデートの項目がないので公式サイトからインストール時と同様にパッケージをダウンロードする必要があります。ダウンロードしたファイルはdpkgコマンドで実行してもいいですが、ファイルをダブルクリックしてubuntuのソフトウェアマネージャーからアップデートする事も出来ます。

Windowsに比べるとubuntuは毎回ファイルのダウンロードが必要なのであまりスマートじゃないですね。僕が気づいていないだけでubuntuにも簡単なアップデートの方法があるなら知りたいです。

パッケージのアップデート

パッケージのアップデートはファイル(Windows) or 編集(ubuntu) > 環境設定 > アップデートから行います。もしくはアップデート出来るパッケージがある時にはAtomの右下に青色のアイコンが表示されるのでそれをクリックしてアップデートを実行します。

使ってみる

基本的な使い方は他のテキストエディタと同様でメニューバーのファイルから新しいファイルを作成したり、すでにあるファイルを開いて編集して保存という流れになります。またファイルの項目の「プロジェクトフォルダの追加」からフォルダを登録しておくと、サイドバーでフォルダの中身がツリー上に展開出来るようになるのでよく使うフォルダは追加しておくと便利になります。

Github製のテキストエディタ Atom [応用編] – Koltatt