ubuntu 16.04 LTSで気になる所

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導入

僕は普段コードを書く際にはubuntuの14.04LTSをメインに使っています。
少し前に16.04LTSがリリースされたのでアップデートを検討していたのですが、ちょっと気になる事ありました。

ubutuのインプットメソッドはfctixが標準に

UNIX系の日本語入力を扱うインプメソッドフレームワークではiBusとfctixが有名です。そしてubuntu14.04はiBusが標準搭載されていましたが16.04はfctixが標準の設定となったようです。

14.04ではIBus+Anthyの組み合わせがデフォルトでしたが,第395回の15.10の変更点で述べたように,Fcitx+Mozcに変更されました。 14.04で特に何も設定していない場合は,16.04にアップグレードすると自動的にFcitx+Mozcの組み合わせに変更になります。
-Ubuntu 16.04 LTSの日本語入力/gihyo.jp-

どうやらiBusの1.5へのバージョンアップに伴う仕様変更によって使いづらくなったという意見が多いことが変更に影響しているようです。

ubuntu GNOMEはiBusを搭載

それのなにが問題なのかといえば、僕はubuntuでのデスクトップ環境はGNOMEを使っています。
GNOMEはデフォルトでiBusが含まれているなどiBusとの結びつきが強いGUIです。なのでubuntu-GNOME16.04でも本家ubntu違ってiBusが標準で搭載されています。

従来 Ubuntu・フレーバー ではインプッドメソッドとして IBus が採用されていましたが、
13.10 から IBus のパッケージが 1.5 となり、操作が変わってしまいました。
その対策として、Fcitx が日本語環境で整えられ、採用されるようになってきています。
15.10 から Fcitx が全フレーバーで標準採用となりました。
(Ubuntu GNOME は統合されているために 16.04 LTS で IBus 標準に戻されました)
-ubuntuとなかまたち-

iBusへの不満の多さとubuntu本家がデフォルトのインプットメソッドをfctixに変えた事を考えると、ユーザーがのiBusからfctixへの移行が進む可能性が高いです。そうなるとiBusへの依存度が高いGNOMEは日本語入力の点で流れにちょっと取り残されていく事になりそうです。

今後の選択肢

GNOMEがiBusとの結びつきが強いからといってfctixや他のフレームワークが使えないわけではないでし、今後ubuntu-GNOMEチームも色々と対応していくでしょう。しかし、16.04でubuntu-GNOMEがiBusに戻したというのが少し気になります。
そもそも僕はGNOME自体にそこまで強いこだわりがあるわけでもなくて、初めてLinuxを使う時にGNOMEとKDEのどっちかにしようか迷ってubuntu-GNOMEの完成度が高かったからGNOMEを選んだけでした。
そのためアップデートの機会に他の環境も試してみたい気持ちもあるので、先々変にめんどうな事になるならデスクトップ環境ごと変えてしまおうかと思います。

というわけで現在の選択肢としては

  1. 将来的には対応するだろうと楽観的に考えてGNOMEをそのまま使う。
  2. Kubuntuなどの他のデスクトップ環境に変える。
  3. いっそ別のディストリビューションを試す。

を考えています。
今のところ本命 2,次点 3,大穴 1という順番でしょうか。
他のディストリビューションではOpen suseがKDE環境がメインという事で気になってます。

まとめ

ubuntuの新しいLTS版がリリースされたという事で、じゃあそろそろアップデートしようかと思ったら微妙なところでちょっと引っかかってしまいした。一番ベターな選択であるはずのそのままの環境でのアップデートをしてもスッキリしないのが嫌な感じです。ubuntu-GNOMEチームのこれからの出方次第なところがあるのでしばらくは様子見をしておくのがいいのかもとも思います。

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